2006年03月31日

3月31日はモスクワでゆっくり

モスクワへ帰った我々は、久し振りにゆっくりしました。
鉄道大好き少年のJr.1号と一緒に、豪華な装飾とこぢゃんと深いところを走りゆうがが特徴の地下鉄を乗りまくってきました。一説には核シェルターにもなるというくらい深い深い地下鉄。まっすぐな、果てしなく長いエスカレーターが美しいですね。地下鉄エスカレーター
で、シベリア鉄道の終着駅にも行ってみました。たぶん、写真右手の車両がシベリア鉄道の車両ぢゃないかと思います。
駅
下の変哲もない写真、ここの湖の畔に、とある高名な作曲家がよく散歩に訪れ、音楽の構想を練りよったそうです。そう。チャイコフスキーさんですね。そういう訳で、この湖が、かの「白鳥の湖」の舞台になっと言われゆうがやそうです。
白鳥の湖

寒さも少し緩んだ、モスクワの休日でした。


posted by ひまわり太郎 at 16:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

3月30日、いよいよロケット打ち上げ!

ひまわり乳酸菌を搭載したソユーズが、いよいよ打ち上げです。これを見るために、高知からはるばるバイコヌールまでやって来たがですきに、気分もどんどん盛り上がってきますね。
午前4時起床。眠たがるJr.1号をなんとか起こして、迎えの車に乗ってすぐ近くの大きな建物へ。ここで、宇宙飛行士を見送るというセレモニーが、打ち上げのたびに行われゆうがやそうです。
バイコヌールは大陸のど真ん中。今の季節、日中は10℃以上まで気温も上がり、シャツで過ごせるのですが、夜は氷点下で、こぢゃんと冷えこみます。宇宙飛行士の見送りは、建物の外で行われますので、あんまし手前から行くと「冷やい!」。車の中でタイミングをはかりつつ待ちます。
5時過ぎ、所定の場所でカメラを構えて待ち始めました。と、すぐ横のおばちゃんに、周囲のヒトが寄って来てバシャバシャ写真を撮りはじめたではありませんか。誰かと思うて聞いてみると、なんとテレシコワさん。ボストーク6号で、女性として始めて宇宙を飛んだ方。もう、70歳くらいやと思いますが、なかなかに若々しく、いまだにロシアでは大人気ということがよくわかりました。テレシコワさん
そしてしばらくしよりますと、出て来ました。3名の宇宙飛行士さんが、元気に手を振りながら建物から出て来まして、まっすぐこちらへ歩いて来ます。そして、敬礼。宇宙服を着た、打ち上げ3時間前の宇宙飛行士を、5mの至近距離から見送れるとは思うちょりませんでしたので、ちょっと感動。
飛行士見送り
中央がロシア人のパベル・ビノグラドフ宇宙飛行士。向って左が、ブラジル人として始めて宇宙を飛ぶマルコス・ボンテス宇宙飛行士。向って右が、アメリカ人のジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士。皆の歓声の中、元気に手を振って、発射台へ向うバスに乗り込んで行きました。さあ、いよいよ打ち上げです。
打ち上げ予定は8:30。ロシアは、ソユーズの打ち上げに関しては絶対の自信を持っちょります。有人のソユーズは毎年2回打ち上げ、無人のプログレスは毎年4回打ち上げゆうので、その技術は絶対的に確立されちょりまして、自信満々です。30日8:30打ち上げ予定と言えば、それが遅れたりすることはまずないそうで、カウントダウンもありません。粛々と8:30丁度に打ち上げられるのであります。すごいですね。
そういう訳で、打ち上げ1時間前に、発射台から1.5kmの展望所でスタンバイします。こぢゃんと冷えます。が、今回はブラジルからのメディアも多いので、撮影に良い場所を確保せんといきませんので、寒さをこらえて一時間前から準備しました。
発射台の夜明け

ロケットは、すこし白い煙をだしながら、カザフスタンの大地に悠然と屹立しちょります。朝日が地平線から昇り始め、地平線と空の間がピンクに染まって、それはそれは綺麗な朝焼け。夜明けそして、打ち上げの時間が近づいて参ります。気が付くと、予想通りブラジルメディアが周囲を取り囲んで、展望所は一杯になっちょりました。
打ち上げ直前

ロケットの周囲から、支えちょった塔などが徐々に外されていきます。そして迎えた8:30。
ゴーっという音がし始め、白い煙がロケットの下から噴射され始めます。
発射1
アッという間に煙が大地に広がり、大音響とともに少しづつロケットが浮かび上がり始めました。
ゴオオオオ、ドカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!バリバリバリバリバリバリバリ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
発射2

もう、どう表現したら良いのでしょうか。大迫力の轟音とともに、ゆっくり持ち上がったロケットは、どんどんとスピードを上げて大地と垂直に上昇していきます。その、炎の明るさは尋常ではなく、ものすごい光の玉となって、抜けるような青い空へ吸い込まれていきます。発射3
ひまわり太郎親子、感動に声も無く、小さな光の点となったロケットをしばらく見上げておりました。
そして、見知らぬ人たちと、打ち上げ成功の喜びを分かち合ったのであります。いやいや、すごかったです。日本からやって来た甲斐がありました。素晴らしいですね。写真の大柄なロシア人は、セルゲイ・クリカレフさん。何と、通算宇宙滞在世界記録803日9時間39分という偉大な記録を持つ宇宙飛行士さんだそうで、打ち上げを見に来ちょりました。この方、ソ連が崩壊した際、宇宙ステーションミールでミッション中で、地球へ帰還できんなったことでも有名。こんな宇宙飛行士さんともご挨拶できてしまいました。打ち上げ成功
興奮醒めやらぬまま、打ち上げ会場を後にした我々は、朝食を済ませてとある建物へ。何かと思いましたら、打ち上げ成功を祝うパーティー会場でした。皆、おいしい料理とお酒で上機嫌。宇宙関係者ばかりで、有名人も多いみたいです。Jr.1号は、会場に来ちょったアメリカ人宇宙飛行士さんにNASAのバッヂを貰うたりしよりました。向井千秋さんが宇宙へ行ったときのシャトルの船長さんともご挨拶できました。良かったです。
パーティー

その会場から宿舎へ戻り、休憩した後、バイコヌール空港へ。ビッグイベントを終えて、モスクワへ戻るのであります。Jr.1号は、車の運転手さんや案内してくれたおばちゃんといつの間にか仲良しになっちょりまして(言葉はまったく通じない)、名残惜しゅうにお別れしました。
感動を与えてくれたカザフスタン、バイコヌールに別れを告げ、モスクワへ飛んだのであります。飛行機より
posted by ひまわり太郎 at 15:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

3月29日、打ち上げ前日です

いよいよ打ち上げ前日になりました。
早朝起きて宿舎を抜け出し、真っ暗い道路を、昨夜連れ出してもらった場所まで走りに行っちょりました。星空は美しく、発射台もキレイでした。早朝の発射台
朝食後、発射台近くの施設で、日本から大切に持ってきた乳酸菌などの試料を、ロシア指定の専用のボックスに詰め替える作業を行いました。緊張の一瞬ですね。引渡し確認後、有人宇宙システムのTさんが書類にサインします。
乳酸菌を専用ボックスへ引き渡しのサイン
その後、武装した兵士に厳重に警備された建物へ。中へ入ると、今回ロケットに搭乗する3名の宇宙飛行士の皆さんの記者会見を行いよりました。今回、ブラジル人初の宇宙飛行士が搭乗するということで、ブラジルのメディアが大勢駆けつけ、賑わっておりました。左端がブラジル人宇宙飛行士、その右がロシア人で、その右はアメリカ人の宇宙飛行士でございます。
記者会見

記者会見の後は、宿舎すぐ近くの、ロシアの宇宙事業に関する様々なものを展示した記念館見学。正面にガガーリンの胸像がありまして、今でもロシアの英雄として絶大なる人気を誇るガガーリンの偉大さを見せつけてくれます。記念館の中には、初期の通信機器や人工衛星の模型、ボストークの実物などが展示されちょりまして、なかなか面白かったです。
人間を宇宙へ飛ばす前に、いろんな小動物を乗せてテストした人工衛星や、ガガーリンの乗った宇宙船の中が見れるようになっちょります。狭いですね、これ。やはり彼らは偉大です。
小動物宇宙船
その記念館の横には、打ち上げを控えたガガーリンや、ロシア宇宙事業の父と言われるコロリョフさんが利用した小さな住居があり、当時のまま保存されて、見ることができるようになっちょります。コロリョフさんの家
見学の後、昨日見た場所より更に発射台に近い所へ、歩いて連れていってくれました。鉄道の線路の踏切がある所です。この線路は、ロケット組立工場から発射台でロケットを運ぶ専用の線路。完成したロケットは、この線路の上を、機関車に引っ張られて運ばれるのであります。これも知らんかったですね。この線路の突き当たりが発射台で、横積みにされて運ばれ、到着したロケットは、そこで立てられるがやそうです。向こうに、明日に打ち上げを控えたロケットが見えます。ロケット本体の周囲を、たくさんの塔のようなものが取り囲んじょりますね。燃料補給塔とかでしょうか。もう、あのロケットには、ひまわりの乳酸菌も乗り込んじゅうことと思います。いよいよ明日の朝、宇宙へと飛び立ちます。
前日の発射台
posted by ひまわり太郎 at 18:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

3月28日、いよいよバイコヌールへ!

3月28日、いよいよバイコヌール宇宙基地へ移動です。
モスクワから2000km離れた、カザフスタン共和国のまん中にあります。アラル海の東側ですね。ロシアがカザフスタンから土地を借りて、広大な宇宙基地をこさえちゅうという訳ですな。
空港はカザフスタン領で、基地へ行く人間は、既に空港に名簿がありまして、個人名で名簿と付き合わされます。空港はもちろん写真撮影禁止。そこから車で小一時間、ひたすら直線の道路を走って、発射台近くの宿舎へ。途中、らくだの群れを見かけました。
ここは、見渡す限りなにもない平原。360度地平線。Jr.1号いわく、「地球におる、という感じがするねえ」。まっことその通りです。抜けるような青い空が印象的ですね。
宿舎の前1

宿舎は3階建てのこぎれいな建物。ここへ行くまで宿の住所、電話番号を知らされなかった理由が判りました。「住所」というものが無意味。たぶん、緯度経度でしか表現できん施設ながですね。宿舎の前2
夜、ロシア側の方が散歩に連れ出してくれました。まっすぐな道路を20分程歩くと、光り輝く塔がいくつか見えます。そう。ひまわり乳酸菌が搭乗する予定で、打ち上げを待つソユーズのロケット。宿舎から2kmくらいの近さやったがですね。びっくりしました。
夜のソユーズ発射台
そして空を見上げると、生まれてこのかた見たことのない、ものすごいとしか表現できない星空。360度、障害物の無いパノラマに、ギッシリと輝く星の洪水。ひまわり太郎親子は、感動のあまり「すごいすごい」を連発。この星空を見ただけでも、ここまで来た甲斐がありました。
posted by ひまわり太郎 at 17:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

3月27日、モスクワ

26日夜遅くモスクワへ着きました。ダレコケちょりましたが、バイコヌール行きの打合せをしまして、そのままホテルで爆睡。
27日は予備日でしたので、午前中、ひまわり太郎親子はモスクワ地下鉄を乗りたくりに行っちょりました。モスクワ地下鉄
そしてクレムリン周辺へ。この写真は、クレムリンの、赤の広場の反対側。まだまだ雪深い、こぢゃんと冷やいモスクワです。気温は氷点下ですね。
クレムリン近くの広場

午後は、モスクワの日本大使館へ、今回のミッションの説明と報告に行っちょりました。賑やかなアルバート通りの近くで、ホテルへは、モスクワの地下鉄にすっかり詳しくなったひまわり太郎Jr.1号の先導で、地下鉄にて帰りましたです。
posted by ひまわり太郎 at 17:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

2006年3月26日、いよいよ成田空港からロシアへ出発!

3月26日昼過ぎ、ひまわり太郎とひまわり太郎Jr.1号、そして有人宇宙システム株式会社のTさんの3名で、成田空港発のアエロフロート機(B-767)に乗り込み、一路モスクワへ向いました。
ここは、成田空港の出発ロビー。豪華な雰囲気にJr.1号もうれしそう。
成田空港出発ロビー
飛行機に中で始めて「機内食」というものを食べたJr.1号、「なかなか美味しいね」とのこと。さあ、期待に胸が膨らみます。
成田のアエロフロート
posted by ひまわり太郎 at 15:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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